「日本一かたいプリンがあるらしい」
そんな噂を聞いて訪れた、高円寺の喫茶店。
そこで出会ったプリンが、
私の“お菓子作りの時間”を大切な癒しに変えてくれました。
■ 高円寺の名店「ぽえむ」のクラシックプリンに魅了されて
向かったのは、
「ぽえむ Mano A Mano Coffee」。
喫茶店の空気がそのまま詰まったような落ち着いた店内。
クラシックな佇まいなのに、どこか優しい。
そして噂の“かためプリン”。
ひと口食べて驚いた。
しっかり弾力があるのに、なめらか。
むっちり重たくて、でも口溶けは上品。
添えられた生クリームがすっと溶けて、
かためプリンと合わさる瞬間はもう反則級の美味しさ。
これをきっかけに、
「私も作れるかもしれない」と思ってしまったわけです。
■ 心を落ち着かせたい日につくりたい
「日本一かたいプリンがあるらしい」
そんな噂を聞いて訪れた、高円寺の喫茶店。
そこで出会ったプリンが、
私の“お菓子作りの時間”を大切な癒しに変えてくれました。
■ 高円寺の名店「ぽえむ」のクラシックプリンに魅了されて
向かったのは、
「ぽえむ Mano A Mano Coffee」。
喫茶店の空気がそのまま詰まったような落ち着いた店内。
クラシックな佇まいなのに、どこか優しい。
そして噂の“かためプリン”。
ひと口食べて驚いた。
しっかり弾力があるのに、なめらか。
むっちり重たくて、でも口溶けは上品。
添えられた生クリームがすっと溶けて、
かためプリンと合わさる瞬間はもう反則級の美味しさ。
これをきっかけに、
「私も作れるかもしれない」と思ってしまったわけです。
■ 心を落ち着かせたい日につくりたい
“無心で作れるクラシックプリン”レシピ
プリン作りは、スコーンと同じく
**「考えずに手を動かせる時間」**が生まれるところが魅力。
気持ちを整える“余白の作業”にもぴったりです。
ここからは、私が実際に何度も作って落ち着いた
初心者でも失敗しない“固めプリン”レシピをご紹介します。
✦ 材料
■ カラメル
- グラニュー糖 40g
- 水 15cc
- お湯 15cc
■ プリン液
- 豆乳(または牛乳) 200cc
- てんさい糖(砂糖でもOK) 40g
- 全卵 4個
- バニラエッセンス 2〜3滴
- 無塩バター(型に塗る用)
✦ 作り方(ポイント付きで丁寧に)
STEP1|カラメルをつくる
グラニュー糖と水を鍋に入れて中火に。
鍋をゆっくり回しながら、全体を均一に溶かす。
濃い茶色になり、煙がふわっと出てきたらお湯を一気に投入。
(跳ねるので注意!)
鍋底をこすったときに薄く跡が残るようになったら完成。
※この段階では決してヘラを使わないこと(再結晶の原因になります)
STEP2|型にカラメルを入れる
無塩バターを塗った容器に、できたてのカラメルを流す。
STEP3|プリン液をつくる(膜を張らないコツ)
鍋に豆乳と砂糖の1/3を入れ、軽く火にかけて溶かす。
沸騰直前で火を止める。
※豆乳+砂糖で「膜」ができにくくなり、なめらかな仕上がりに。
STEP4|卵を混ぜる(空気を入れない)
別のボウルに全卵と砂糖の2/3を入れ、
泡立て器で“切るように”ほぐすだけ。
空気を入れすぎると大きな“す”の原因に。
STEP5|卵と温めた豆乳を合わせる
STEP3の液を数回に分けて加えながら混ぜる。
バニラエッセンスを入れ、
漉し器で2回こすことで舌触りが格段になめらかに。
冷めないうちに、カラメルを入れた型に流し込む。
STEP6|湯せんでやさしく蒸し焼き
50度のお湯を張ったバットに型を並べ、
アルミホイルでふんわりフタをする。
STEP7|オーブンへ
170度予熱 → 160度に下げて
30〜40分じっくり蒸し焼き。
中心をゆらしてみて、
とろん…ではなく しっかり震える程度が合図。
STEP8|粗熱が取れたら冷蔵庫へ
冷やすと一体感が増して、“お店のプリン”に近づく。
✦ 初めて作ったプリンがくれた、小さな達成感
私がこのレシピで最初に作ったとき、
丸い容器がなくてネットで買った大きめの耐熱タッパーを使い、
四角く焼いて4等分にしました。
見た目はシンプルでも、
しっかり固くて、でもなめらかで。
カラメルのほろ苦さと、控えめな甘さがちょうどよくて。
「次は砂糖を増やしてみようかな」
「カラメルなしってどうなんだろう?」
そんな風に、小さな楽しみが増えていきました。
(ちなみに、「カラメル無しもいいかも?」と思ったけど、
私はやっぱり“カラメルがあってこそのプリン”派です。)
✦ Shop Info
ぽえむ Mano A Mano Coffee
東京都杉並区高円寺4丁目44-5
03-3316-0294
✦ まとめ
高円寺で出会った“かためプリン”は、
私にとってただのスイーツではなく、
心を落ち着かせる時間を教えてくれた存在でした。
忙しい日でも、気持ちがざわつく日でも、
火にかけた鍋をくるくる回して、
プリンが固まるのを待つ時間だけは静か。
30代になると、
こういう“無心になれる作業”が
美容やメンタルにも大きく効くんだなと実感します。
もし、少し疲れている日があれば——
プリンを作りながら、気持ちを整えてみるのもいい。
そんなきっかけになれば嬉しいです。
